踊る大捜査線ファイナルはひどい?過去の映画も含めて時系列で紹介!

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「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」は、 今から約12年前の2012年9月に劇場公開された、大人気の刑事ドラマ「踊る大捜査線」のラストの作品となった映画です。最終興行収入59億7000万円を記録したヒット作品となりましたが、最後という期待も大きかっただけに視聴者からは酷評も多い映画です。

1997年の連続ドラマから、複数のスペシャルドラマと映画が製作され、15年目の歳月をかけてラストシリーズまでたどり着いた踊るシリーズ。当時、本広監督は「完全にあれがファイナルです」と語っていましたが、2024年3月に、”12年振りにプロジェクトが再始動”というニュースが配信されました。

(追記:2024.5.2)
踊るシリーズ新作映画「室井慎次」のタイトル&公開日が発表されました!新作映画は2部作として、2024年秋に公開されます。
・2024/10/11公開「室井慎次 敗れざる者~NOT DEFEATED~」
・2024/11/15公開「室井慎次 生き続ける者~STAY ALIVE~」

2024年、再び話題を呼んでいる「踊る大捜査線」はいかにして終わったのか?これまでの作品も時系列でまとめました。

この記事の内容
  • 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」のあらすじ
  • 実際の酷評レビュー(ネタバレあり)
  • 酷評ポイント
  • 良いレビュー(ネタバレあり)
  • 過去の作品一覧(TVドラマ~映画シリーズ)
  • 2024年秋、12年ぶりに再始動!
  • 踊る大捜査線 THE FINALはどこで観れる?

・この記事はプロモーションを含みます。
・動画配信サービスは2024年4月時点の情報です。現在は配信が終了している場合もありますので、詳細は各動画サービスの公式ホームページにてご確認ください。

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」のあらすじ

1.事件発生
湾岸署の青島たちは、所轄内で行われている国際環境エネルギーサミットの警備に追われています。その会場で誘拐事件が発生し、さらに数時間後には被害者が射殺体で発見されるという事件が発生してしまいます。使用された拳銃は、6年前の少女誘拐殺人事件で警察が押収したものであることが分かり、管理官の鳥飼が事件の情報を全て自分に報告するよう所轄に指示を出します。

2.第二の殺人
捜査本部はある男に注目し、本庁は所轄を利用してこの男を任意同行させます。捜査本部による自白強要によって被疑者に仕立てて事態収束を図ろうとします。そんな本庁の思惑を感じつつも室井は捜査の責任者にされ、青島は担当刑事にされてしまいます。青島も上層部達の不審な動きに気付いていきます。また、第2の殺人事件が発生し、被害者が当時交渉課課長時代の真下も関わった6年前の誘拐殺人事件の被告で無罪判決を受けていたことが判明します。

3.驚きの真犯人
捜査本部が注目した男にはアリバイがあり、やがて、警察内部に事件に関与している人物がいることが判明します。捜査一課の久瀬と交渉課課長・警視である小池でした。小池は、かつての少女誘拐事件が官僚たちの作った理不尽なルールのせいで、少女が犠牲になったことへの復讐であると自供します。

4.鳥飼の策略
これらの人物が事件に関与していること、さらには彼らの企てはまだ終わっていないことにより、隠蔽は不十分でした。そこで、鳥飼は、青島と室井の辞職により先の逮捕が誤認逮捕であった責任をとらせることを提案します。そのことを警察庁長官らは承認し、青島への辞職勧告、室井に捜査本部長を任せ、事件終結後に辞任させることとしました。

5.青島と室井のタッグ
青島への辞職勧告が行われている最中に、真下署長の息子が、久瀬により誘拐されてしまいます。室井は、2つの殺人事件の被害者が、6年前の少女誘拐殺人事件の被疑者であることが判明し、さらには真下署長の息子も誘拐されていることを知ります。室井は青島に協力を求め、2人は共同で事件を解決するために動き出します。

6.真犯人の正体
青島と室井は、真下署長の息子の救出と事件の背後にいる人物を追い詰めていきます。やがて、真犯人の正体が明らかになります。それは、6年前の少女誘拐殺人事件の被害者であり、無罪判決を受けた男、小池でした。彼は、官僚たちの理不尽なルールによって少女が犠牲になったことへの復讐を果たすために事件を引き起こしたのでした。

7.最終決戦
青島と室井は小池を追い詰め、彼の犯罪を暴くために奮闘します。小池は真下署長の息子を人質に取り、警察署内で銃撃戦が繰り広げられます。最終的に、青島と室井は小池を制止し、事件を解決します。そして、真下署長の息子は無事に救出されます。

8.新たなる希望
事件の終結後、青島は辞職を免れ、室井は捜査本部長としての役職を継続します。真下署長は感謝の意を示し、青島と室井は新たなる希望を抱いて次の事件に向かうのでした。

スタッフ 監督:本広克行
音楽:菅野祐悟
キャスト 青島俊作:織田裕二
恩田すみれ:深津絵里
真下正義:ユースケ・サンタマリア
室井慎次:柳葉敏郎
和久伸次郎:伊藤淳史
篠原夏美:内田有紀
小池茂:小泉孝太郎
神田総一朗:北村総一朗
袴田健吾:小野武彦
秋山春海:斉藤暁
魚住二郎:佐戸井けん太
沖田仁美:真矢ミキ
新城賢太郎:筧利夫
鳥飼誠一:小栗旬
久瀬智則:香取慎吾

実際の酷評レビュー(ネタバレあり)

映画サイト等でのレビューは、総合的にも決して良いとは言えません。前作からの期待値が高く、特に、シリーズの中で最終作となるだけに、ストーリーの結末やキャラクターの行動に対して厳しい意見があります。

星1~2つの酷評レビュー

映画はミステリーサスペンスとしては壊滅的でも娯楽の王道を行く作品で好きだったが第三弾から2年も経たずに制作して大丈夫かよと思ってたらネタ切れも良い所の出来。
そして深津絵里のキャラクターは監督等の解釈ではバスで突っ込んできて死んだという事らしい。それを聞いても意味不明な話だわ

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予算はキャストに使いすぎたのか、全てにおいて酷い。
ストーリーも歴代最低。
シリアスは失笑もの、踊る名物のギャグはどれも滑ってる。
終盤のCGはお粗末でとても2012年制作の映画とは思えない。

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過去最低の出来だと思いました。設定に無理があるし、CGも何かショボい。
踊る大捜査線は特に好きなシリーズではなかったものの、暇な時に観る分にはそれなりに楽しめていましたが、最後がこんなに物足りない内容だとファンでなくても何だか残念な気持ちになりました。

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どうしてこんなことになるのか?
作り手の悪意さえ感じる。
出演者が気の毒。
観て腹立たしくなった映画はこれがはじめて。

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制作の思いが溢れたのか無理に圧縮してがっかり。
リアリズム+α の面白さがあったが、すみれさんのバス運転など雑さが感じられた。
でも細かい事は気にせずに、LASTなんだと思って見れば十分楽しめる!!

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最後だからいいんじゃないの?何で?ってところも結構ありますけど…。
署長(ユースケ)の子供が誘拐されて、助かった瞬間の署長の3流演技にビックリ!。自分の子供が助かったのにあの程度の感情表現しか出来ないの?

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コミカルな演出が多すぎて雰囲気ぶち壊し、
好きなシリーズなんだけど、この出来なら別に見る必要なかったかも。

なんだか残念・・・。

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犯人の動機を考えたら、子供を誘拐したり、殺そうとするのは変だと思います!!!
役者さんたちは、まじめに演技しているのに、こんなストーリーでは、かわいそう。

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酷評ポイント

通常、刑事ドラマやサスペンスドラマでは、怪しいと思っていた人物がじつは無実で、予想もつかなかった人物が犯人という展開が多いですが、この映画では序盤から犯人を特定するような描写があり、そのままその人が黒幕だった…という、ヒネリの無い展開になっています。

青島が警察をやめるよう上から圧力をかけられたり、正義の味方である警察官が子供を誘拐を企てるというのも、少々無理のある設定に感じます。

レビューでも度々話題となっていますが、深津絵里さん演じる恩田すみれがバスで倉庫に突っ込んでくる場面では、あまりにも現実離れしたシーンに突っ込みどころが満載です。CGのクオリティも本当に2000年代かと思うくらいひどいのでは…という意見も目立ちます。

15年の締めくくりにふさわしい「ラスト」を意識しすぎたのか、青島とすみれの関係にも無理やり答えを持たせようとするような強引さに、多くファンが冷めてしまったのかもしれません。

星4~5つの良いレビュー(ネタバレあり)

反対に、良いレビューもたくさんあります。ラストにふさわしい、面白い、演技が良いという意見も見受けられます。その一部を紹介します。

あれだけ多くのレギュラー陣一人一人に、非常にきめ細かく丁寧な人物像を設定し、毎回その設定を生かす場面を新たに用意する。最後までそのクオリティを維持したのは見事。レギュラー出演者の熱演もさることながら、台詞も皆無でほとんど端役扱いだったにも関わらず、不気味な存在感をしっかり見せた香取慎吾の演技も見事。

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このシリーズは前作の映画のみ見ています。もちろんテレビシリーズも未見です。
その上での印象ですが、「まだまだ終わらないで!」
これからも青島刑事達には活躍していただきたいです。

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俺はこの最終作で良かったと思う。
躍る〜シリーズは、そもそも現場と管理のジレンマやパラドックス?を描いた作品だ。派手な爆発や過激な脚本は無い。
でも、無くて良い。

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最後まで楽しい踊るを演じてくれた出演者の方々、携わったスタッフの方々へ感謝です。
前作の興行収入を超えて第5弾、6弾と続いてほしい!そんな作品でした。

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感想を一言で言うと、面白い!の一言に尽きる。前作(3)がちょっと期待はずれだっただけに、どうかなと思っていましたが、期待を裏切らない内容でした。

本当に見所満載。ストーリーのいろんなところに伏線が敷かれていて、それが最後に全部つながるという感じ。鳥飼の素性が明らかになったのも面白かったし、「3」ではあまり見所のなかった真下の子どもが事件に巻き込まれるという設定もよかった。それから室井も、前作はあまり見せ場がなかったが、今作は最終的に大変重要な役割を担って大勢の捜査員を取り仕切る。その姿が本当にかっこよかった。

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過去の作品一覧(TVドラマ~映画シリーズ)

1997年に連ドラとして放送されて以来、大人気となった踊る大捜査線は、15年にわたり、スペシャルドラマと映画化により複数の作品が製作されました。
連続ドラマとしては初回のシーズン1しか放送されておらず、単発のドラマ・映画で15年という長い月日にわたって様々な作品が放送されました。その歴史を振り返ってみましょう。

1997.1-3連続ドラマ踊る大捜査線
1997.12SPドラマ踊る大捜査線
歳末特別警戒スペシャル
1998.6SPドラマ踊る大捜査線 番外編
湾岸署婦警物語
初夏の交通安全スペシャル
1998.10SPドラマ踊る大捜査線
秋の犯罪撲滅スペシャル
1998.10映画踊る大捜査線 THE MOVIE
2003.7映画踊る大捜査線 THE MOVIE2
レインボーブリッジを封鎖せよ!
2005.5映画交渉人 真下正義
2005.8映画容疑者 室井慎次
2005.12ドラマ逃亡者 木島丈一郎
2006.1ドラマ弁護士 灰島秀樹
2007.1ドラマ警護官 内田晋三
2010.7映画踊る大捜査線 THE MOVIE 3
ヤツらを解放せよ!
2012.9SPドラマ踊る大捜査線 THE LAST TV
サラリーマン刑事と最後の難事件
2012.9映画踊る大捜査線 THE FINAL
新たなる希望

(SPドラマ=単発のスペシャルドラマです。このほか、スリーアミーゴーズの深夜ミニドラマなどもありました。)

2024年秋、12年ぶりに再始動!

スーパーティザー映像1

2024年3月18日に、シリーズ最新作として柳葉敏郎演じる室井慎次のスーパーティザーが公開されました。公式サイトodoru.comが再稼働。今後、少しずつ新しい情報が明らかになっていくと思います。

映像の最後に「あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない。」という意味深な言葉が表示されます。

スーパーティザー映像2

2024年4月30日に第2弾の映像が公開されました。プロデュース:亀山千広さん、脚本:君塚良一さん、音楽:武部聡志、監督:本広克行さんというクレジットも発表されました。第2弾のティザー映像では、実際の一部の映像が配信されています。現在、撮影が進行中のようです。

踊る大捜査線ファイナルはどこで観れる?

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望は、U-NEXT、FODプレミアムにて配信されています。

FODプレミアムは無料期間がありませんが、U-NEXTは31日間の無料体験がありますので、U-NEXTでの視聴がおすすめです。

\31日間無料お試しあり/

まとめ:踊る大捜査線ファイナルはひどい?

記事のまとめ
  • あらすじとキャスト紹介
  • 酷評レビューと良いレビューどちらも存在する
  • 2024年秋に「室井慎次」の新作映画が2本立てで公開
  • U-NEXT、FODプレミアムで配信されている

踊る大捜査線ファイナルはひどい?というテーマでお伝えしました。酷評レビューが目立ちますが、結果的には良いレビューも多数存在します。踊る大捜査線への思い入れがそれぞれ異なっていて、観る人によって受け止め方が違っているように感じます。
この秋の新作を楽しみたい人、しばらく観ていないのでもう一度観たい人は、ぜひ今のうちにファイナルを視聴してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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